全日本ダートトライアル第7戦は、門前モータースポーツ公園。
スタート直前までの土砂降り、その後も天候は回復せず今シーズン初の完全なウェット路面での戦いとなった。
N1、第5戦、6戦と不調に終わった石井。完全なウェット路面を見て2本目に照準を合わせる。1本目ショックのセッティングを軟らかくしすぎ10位。2本目ショックのセッティングを変えタイムアップに挑むも路面は石井の読みとは裏腹に回復せず0.2秒のタイムアップにとどまり9位となる。しかしシリーズ2位につけていた河石選手も7位と下位に沈みポイント差でシリーズチャンプを決める。最終戦のタカタでは強い石井の復活に期待したい。
N2原は1本目から2位を2.5秒も離すスーパータイムたたき出す。2本目マシントラブルでリタイヤするもトップタイムを破る選手が現れず優勝。5年連続のチャンピオン誕生となった。
N3赤羽、復調の兆しのみえる今シーズンウェット路面でのテクニックも発揮し3位入賞となる。完全復活も近い。
SA2、すでにチャンピオンを決めている北村と何とか一矢報いたい櫛田。1本目は櫛田が北村に0.4秒差をつけトップに立つ。しかし2本目チャンプ北村は手を抜かずほとんどの選手がタイムダウンするなかタイムアップ。しかも櫛田の1本目のタイムを0.17秒上回り逆転優勝を決める。
SC3炭山、ここで優勝しシリーズチャンピオンの望みを最終戦までつなぎたいところだったが、1本目2位、2本目逆転を狙うものの0.8秒届かず2位に終わる。 |