日本で唯一の24時間レース、十勝24時間が7/17,18に開催された。 この日本一過酷なレースは2005年スーパー耐久レースシリーズの第4戦に組み込まれているが、 シリーズポイントによりスターティンググリッドを決めるため唯一予選の無いレースとなっている。
日曜の15時、十勝のみ設けられるGTクラスのポルシェを先頭にレースがスタート。 オープニングラップの1コーナー#25ADVAN DG GT3と#1FALKEN☆PORSCHEの2台のテインユーザーが先頭に立つと、 序盤は2台の激しい先頭争いが続いた。まずトラブルが出たのは#25ADVAN、259周めにリアハブの交換を強いられて後退、 その直後330周めには今度は#1FALKENにシフトワイヤーが切れるトラブルが発生して後退。 夜明けまで続いたトップ争いは#1FALKENのクラッシュで決着、#25ADVAN DG GT3は安定したペースで24時間を走りきり、 今期3勝めを上げシリーズポイントでも優位に立った。テインユーザーの総合優勝はこれで3年連続となった。
ST3ではクラスポールからスタートした#23C-WEST ADVAN Zが順調に周回を重ねて優勝、 以下2位#48フィールズT&GアドバンZ、3位PERSON'S NSX、4位岡部自動車RX-7までテインユーザーが独占。 ST4も#22モンドスピードDC5が2回のハブトラブルを乗り越えて2位に入賞した。
ニュル24時間に続き、長丁場でも安定した性能を発揮するテインショックアブソーバの快進撃、 次戦はお盆前の富士・スーパーTECに続く。 |