2005スーパー耐久レースの最終戦はツインリンクもてぎで開催された。
前戦でシリーズ優勝を決めた#25 ADVAN DENAG GT3は予選無理をせず2位から決勝に臨む。その#25に一矢を報いたい#1FALKEN★PORSCHEは木曜から積極的に走りこんでセッティングを煮詰めポール。クラス3では前戦優勝で波に乗りたい#15岡部自動車ハーツRX-7がポール。#33トータルスポーツingsZが続く。ST5はシリーズ優勝に望みを繋ぎたい80ネストwithアペルYHがクラストップから優勝を狙う。
日曜の決勝は#1FALKENと#25ADVANの息詰まる熱戦が繰り広げられた。2位スタートの#25ADVAN DENAG GT3は序盤トップに立つが、すぐに#1FALKENが首位を奪い返す。一進一退の攻防から抜け出たのは2回のセーフティーカー導入時に巧みな戦略を採った#1FALKEN。しかし、トップに立ったのも束の間、ミッショントラブルを抱え#25ADVANに先行を許してしまう。#25は30秒ほどのリードを得るが、残り2周となったところでリアのハブボルトが緩むトラブルが発生。大幅なペースダウンを余儀なくされる。最後は#1FALKENに1.5秒差まで迫られるが何とか逃げ切って優勝し、シーズン連勝を7とし新記録を達成した。ST3は2位からスタートした#33トータルスポーツingsZがポールシッター#15の給油ピットインでトップに立つと、そのまま逃げ切ってゴール。2位には#19EBBRO★Z★TC神戸が入賞してテインユーザーの1-2となる。ST5の#80ネストwithアペルYHは優勝+#37の3位以下がシリーズ優勝の条件。序盤#17INGS&UP☆キーパーDLインテグラの先行を許すが、再び首位を奪い返すと、ライバル#37がリタイヤし今期2勝めとともにシリーズタイトルも獲得した。これでテインユーザーのシリーズ制覇は3クラスめとなった。 |