世界的3大24時間レースに数えられる、ニュルブルクリンク24時間レースに、 3台のテインユーザーが出場した。
A8クラスには参戦7年目となるファルケンGT-Rがエントリー。今年は新設計 のショックアブソーバーを投入し、オールドコースでの高速安定性向上を図っ た。格上のモンスターマシンを相手に予選総合8位、クラス3位からスタート。
9位スタートのヴァイパーと接触し10位まで順位を落とすが、その後はめまぐ るしく変わる路面状況の中追い上げを図り、15時間が経過した6時、総合2位、 クラストップに立った。しかし、その1時間後、7時過ぎにマシントラブルから クラッシュ。そのままリタイヤとなった。
A6クラスでは、国内スーパー耐久レースにも出場しているProvaのインプレ ッサをサポート。車両はGDB-EをベースにほぼグループNに近い仕様。こちら は市販モデル、スーパーレーシングダンパー(SRC)をニュル用に減衰力のリセ ッティングを行って使用。予選は総合42位クラス10位、決勝は総合14位クラス 2位となった。
雑誌REV SPEEDの企画でニュルに挑んだスズキSWIFT(エントリー名はIgnis) はA2クラスにエントリー。雑誌の記事通り減衰力をニュル仕様に変更したTYPE- FLEXダンパーを装着して、24時間の耐久レースに臨んだ。雨や雹の降る悪天候 がストリートタイヤで臨んだSWIFTに味方し、スリックタイヤを履く上位陣との タイム差を縮め、ついには逆転、終わってみればクラス優勝の快挙を成し遂げ た。 |