FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(P−WRC)は、5月13-15日、今年最もタフなラリーの一つとしても注目される、第3戦「キプロス・ラリー」(FIA世界ラリー選手権第6戦)で開催された。
岩が散乱するツイスティなコースコンディションのため、ショックアブソーバーへは悪路での走破性と耐久性がもっとも求められるイベントとなった。
レグ1、ハメッド・アル・ワハイビはサスペンションのトップマウントの破損などにより思うようにペースを上げられないがマシンをいたわり5位につける。レグ2順位を4位まであげレグ3での追い上げを狙う。
しかしレグ3最初のステージでマシンにダメージを負い、また大ジャンプの着地でサスペンション・ステアリングラックなどにも大きくダメージを受け大きく出遅れる、SS16で巻き返しに挑むもののそれまでに受けた車両ダメージは大きくコースオフしリタイヤとなった。ポイント圏内の5位を走行していただけに残念な結果となる。 |