WRC第13戦/P-WRC第7戦は9月29日〜10月2日に、WRC開催2年目となる北海道帯広市周辺で迎えた。
P-WRCを追うアキ・テイスコネン、ハメッド・アル・ワハイビ、そして全日本ラリーで今シーズン2勝を挙げている東京スバルラリーチームの鎌田卓麻に期待が掛かる。
レグ1、テイスコネンはSS5でセカンドベストを出すなど安定したラリー運びでP-WRC3位(グループNクラス6位)、ワハイビはSS3のパンクにより出遅れるもののP-WRC8位。日本人期待の鎌田はスタート直後よりセンターデフに不調が発生。思うようペースを上げられないもののグループNクラス4位とその実力を見せる。
レグ2、テイスコネンはサービスでショックのセッティング変更、その後快調に走行を続けこの日P-WRC3位(グループNクラス4位)、ワハイビはSS15でコースオフ、エンジン系統のトラブルでそのままリタイヤとなる。またトラブルを抱えたまま走行する鎌田。サービスでも完全には修復できず苦しい戦いを強いられる。SS15でこのトラブルからコースアウト、リタイヤとなってしまう。トラブルを抱えながらも上位に喰らいついていただけに残念な結果となる。
レグ3、これまで大きなトラブルもなく上位を狙っていたテイスコネン、しかしここでミッションにトラブル発生し4速のみでの走行となる。最後はポイント獲得を目指し慎重に走行。結果P-WRC3位(グループNクラス4位)とシリーズランキングを5位へ浮上した。 |