第3戦ラリー北海道からおよそ1ヶ月半という長いインターバルを経て、後半に折り返した全日本ラリー選手権四輪駆動部門の第4戦が、小樽市近郊にある赤井川村のキロロを起点にして開催された。
今シーズンはこれまでに鎌田卓麻が第2戦、第3戦と連勝し、2番手奴田原文雄に15点差をつけてCクラスをリードする展開だが、この第4戦での結果がシリーズの行方を決めることになる。
こうしてシリーズチャンピオン奪取に向けレグ1がスタートを切るが、しかし鎌田は序盤からリズムがうまく合わずに苦戦。SS3、8でベストタイムを刻むもレグ1終了時点で1位奴田原に約30秒差の2位、レグ3で一次3位まで順位を落とすものの接戦で2位争いを繰り広げる。しかし最終SSで悲劇は起きる。SS13ゴール手前200メートルのところでコースオフ、リタイヤとなってしまう。鎌田は無得点となって15点差のシリーズ2位となったが、次戦の結果次第でまだチャンピオンの望みはある。
最終戦 全日本ラリー第5戦ハイランドマスターズに期待したい。 |