FD2型シビックタイプRによるインターシリーズも2年目となる今年。サスペンションのレギュレーション変更により、フロントにピロボールアッパーマウントの使用が可能となり、キャンバー調整が可能となった。これによりセッティングの幅も広がり、サスペンションの性能がより重要視さることとなる。
昨年と同様に岡山国際サーキットで開幕戦を向かえた。21日に行われた予選では、テインユーザーのディフェンディングチャンピオン松井選手は100分の4秒差で惜しくも2位となるが、昨年の王者の強さは健在。
22日の決勝では、レース前に雨は上がったが昨晩から雨で路面はウェット、多くがレインタイヤを選択するがレース中に乾くと予想しドライタイヤを選択する選手もいた。
松井選手はスタートからトップのトモアキ選手を追いかけるものの、届かず2位のままフィニッシュ。昨年の後半から好調の後藤選手は、スタートで1台、ヘアピンでさらに1台抜き3位でフィニッシュ。小林選手、水越選手が5、6位でフィニッシュ。しかし、1位の選手が再車検で失格となり、それぞれの順位が1つ繰り上がることとなった。これによりテインユーザーが1位、2位、4位、5位を獲得し、昨年テインユーザーがインターシリーズ、東日本シリーズ、西日本シリーズの全てにおいてチャンピオンを獲得した勢いのまま、2009年の始まりも上位を占める結果となった。 |