中国ツーリングカー選手権の第2戦が6月27日〜28日に上海天馬山サーキットで開催された。テインがサポートするチームFRDはエントリー数を第1戦の3台から4台に変更し、必勝体制でレースに臨む。
予選では果敢に攻めたCar No.10 FRDフォーカスが見事ポールポジションを勝ち取り、2番手にCar No.11 FRDフォーカス、3番手にテインユーザーのCar No.8 TSBアコードとテイン勢がトップを独占した。
決勝当日は前日の夕方から降り出した雨も止み、快晴の中でレーススタート。Car No.11 FRDフォーカスは好スタートを切り第1コーナーで首位に立ち、2番手にCar No.10 FRDフォーカス、3番手にCar No.15 FRDフォーカスとチームFRDでトップ3を形成。予選で3番手を獲得したCar No.8 TSBアコードは他車両と接触して無念のリタイヤとなった。
6周目に第1戦優勝者のCar No.1ハンクックアコードがじわじわと順位を上げ4番手に浮上。7周目にはCar No.10 FRDフォーカスがチームメイトのCar No.11 FRDフォーカスをかわし、トップが入れ替わる。13周目に入るとCar No.1 ハンクックアコードがコースアウトし、戦線離脱となるが他車両の順位には大きな変動が無いまま終盤に突入。優勝争いはCar No.10、No.11、No.15の FRDフォーカス3台とCar No.5 778KIAセラトに絞られた。
30周目に入るとCar No.15がチームメイトのCar No.11 FRDフォーカスを抜き2位へポジションを上げる。続く35周目にCar No.5 778KIAセラトがペースダウンしたCar No.11 FRDフォーカスをかわして3番手に浮上。これまでレースを終始リードしてきたCar No.10 FRDフォーカスは、37周目にしてチームメイトのCar No.15に抜かれトップの座を奪われる。そのまま優勝争いになるかと思われたCar No.10 FRDフォーカスだが、ラストラップの38周目でマシントラブルに見舞われ無念のリタイヤとなった。
優勝は終始安定した走りをみせたCar No.15 FRDフォーカス!2位にCar No.5 778KIAセラト、3位にCar No.11 FRDフォーカスとテイン勢がトップを独占した。ようやく長いトンネルから抜け出し、久しぶりの勝利を味わったチームFRD。次回、第3戦は7月25日〜26日、第1戦と同じ上海国際サーキットで開催される。チームFRD&テインの連勝なるか!?乞うご期待。 |