2009年P-WRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)第3戦はラリーポルトガル、4月2〜5日 アルガルヴェ地方にて開幕された。P-WRCとして初開催となるポルトガルラリーのSS本数は18本、SS総距離は約360km。グラベルロードを舞台に熱き戦いが繰り広げられた。
4月2日(木) オープニングセレモニーとSS1のスーパースペシャルステージはアルガルヴェスタジアムにて開催され、2万人以上の観客が集まり熱狂に包まれる。
大声援の中、TYPE Gr.N装着のインプレッサを駆るP.フローディン選手はSS1を3位とまずますのスタート。
DAY1 のSSは6本、SS総距離は134km。
P.フローディン選手は「前走車が巻き上げるダストが気になる」と言いつつも、好調な走りでDAY1を14.1秒差の2位で終えた。SS6でトラブルの出ていたN.アルアティヤー選手を抜くのに約20秒のタイムロスがあったが、これがなければ首位に立っていたことだろう。
DAY2のSSは6本 145kmでこのラリーで一番長い日となる。
好調なP.フローディン選手はSS8を2位でP-WRC首位に立つ。さらにSS9でベストタイム、SS10を3位と首位をキープ、2位に11秒差でサービスに戻ってきた。
既に多くの選手が次々とコースオフ、リタイアとなり今回のポルトガルラリーの過酷さがわかる。
首位を走るP.フローディン選手もSS12にてコースオフし転倒、ロールケージを損傷したためにスーパーラリーでの再スタートは認められず残念ながらリタイア。ここでP.フローディン選手のポルトガルラリーは終了となった。
次回のP.フローディン選手のP-WRC参戦予定は第5戦のイタリア サルディニアになります。
TYPE Gr.NとP.フローディン選手の活躍にご期待ください。 |