P-WRC(プロダクションカー世界ラリー選手権) 第8戦、そして最終戦となる「ラリーGB」が10月23日〜25日にてウェールズの首都のカーディフを起点に開催された。
SS本数は16本、SS総距離は348km。
あいにくの豪雨と強風に見舞われ、コース自体も荒れる難しいコンディションとなる。
TYPE Gr.Nを装着したGRB型インプレッサのP.フローディン選手とウスペンスキーラリーテクニカチーム、昨年のこのラリーでP-WRC初優勝を決めたクルーとチームだけに上位入賞が期待される。
DAY1のSSは6本、SS総距離は130.3km。
残念ながら序盤からマシントラブルが発生しペースを上げられず、またSS3のフィニッシュ手前でタイヤを失うトラブルによりマシンストップ。
DAY2にスーパーラリーで再出走することとなる。
DAY2のSSは6本、SS総距離は138km。
前日のマシントラブルを修理し、豪雨と暴風という難しいコンディションでありながら、SS7からSS9まで3連続ベストタイム、またSS10以降はさらに悪化した天候の影響も受けベストタイムは獲得出来なかったものの常に上位に入るタイムで、DAY2スタート時の12位から7位までポジションアップを果たす。
DAY3のSSは4本、SS総距離は79.8km。
この日も好調な走りでベストタイムを2回奪取し7位でフィニッシュ、さらに再車検で1位の選手が失格となり、最終的に6位となった。
終わってみるとこのラリーのSS16本中5回のベストタイムを獲得し、抜群の速さを見せつけたP.フローディン選手。
DAY1のトラブルは残念というほかはない。
2010年はどんなシリーズになるのでしょうか。2010年のテインの活躍にもご期待ください。 |