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中国ラリー選手権 Rd.2 江蘇省 南京(Jiangsu Nanjing)
 
テインGr.Nダンパー装着のマーク/フィリップ組が優勝!!
 
上海の西約450kmに位置する南京市周辺で行われた中国ラリー選手権第2戦は、WRCギリシャ(世界ラリー選手権アクロポリスラリー)に匹敵するほどの極悪路のステージが待っていた。
テインのサポートするラリーカーは、現在開発中の新型ダンパーを装着する3台をはじめ、総勢8台のGr.Nユーザー、TYPE HG/SPECIALIZED DAMPERユーザーと多忙を極めた。
 
事前テストでは、新型ダンパーのセットアップをより早く見つけた者が、2日間に渡るステージへ最後の詰めを決める事ができる。このテストでは、各国のラリーを転戦しながら目下4連勝中のパトリック/ゴーラン組が梃子摺った。
また、デビッド/イーエン組は今シーズンより投入したCZ4Aの熟成に手間取っていた。
そんな中、デビッドの兄マークは、着実にセットアップを決めていった。
 
ラリーは金曜日の午後、市内の交通公園でのSS1のダートラより始まった。ここでのトップは、パトリック/ゴーラン組。翌、土曜日のレグ1ではマーク/フィリップ組が飛ばし首位で終える。日曜日のレグ2では、昨日のマージンで後続とのリードを保ちつつ見事1位でゴールした。SS1トップだったパトリック/ゴーラン組は、その激走にタイヤがついてこれず6位ゴール。デビッド/イーエン組は、途中数々のトラブルに遭遇するも3位ゴールと昨年の覇者の貫禄を見せ付けた。また、マークのチームメイト、ドン選手は中国人ドライバー1位となり、彼らのチームは歓喜に沸いた。
 
東洋の悪路で鍛えられたテインGr.Nダンパーは更なる飛躍を目指す。
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