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中国ツーリングカー選手権 Rd.8 広東
2010年CTCC最終戦、12月の広東で熱い幕を下ろす。
2000cc TSBチームのACCORD1,2位奪取!
何漢強選手優勝でドライバーズチャンピオン獲得
1600cc 北京現代チームが1、2、3、4位!
劉洋選手4位でドライバーズチャンピオン獲得
12月4~5日、CTCC第8戦は広東国際サーキットで行われた。このサーキットは、1周2.83km、5つの左コーナーと8つの右コーナー、そして2本の700mストレートで構成されている。そして、今回のレースで各クラスのドライバーチャンピオンが決定する。
12月1日~4日は、穏やかな風、暖かな晴天のもとテスト走行が実施された。
テインエンジニアは、1日早朝に到着し早速FRDチーム FOCUS車のテストに合流しサポート開始。FRDチームでは、No.2のドライバー本人の意向で、ポイントリーダーであるにもかかわらず、学業を優先し留学先の英国での期末試験のため未出場。代わって乗ることになったのは、朱胡安。日本では兄がFCJに出場していると言う若干18歳のカート出身。中々非凡なところを見せる。同点でポイントリーダーのNo.4江腾一は、テスト中様々なトラブルに付きまとわれ、殆どタイムを刻めなかった。
ポイント2位の778チームNo.7慮家駿は、細部のトラブルを改善しながら着々とテストを進めていた。
TSBチームは、エンジンに定評のあるACCORDなので、ストレートが2本あるここのサーキットでは最良のパッケージであろう。そして、ポイント3位に付けるTSBチームNo.12の何漢強は、力ずくでドライバーズチャンピオンを奪うために虎視眈々と準備していた。
一方 1600ccグループの北京現代チームは、テスト初日をキャンセルするほどの余裕を持ち、ポイントドライバーチャンピオン獲得に自信満々であった。
4日の予選、2000ccクラスではNo.4のFOCUSにトラブル発生。電気系に問題があり、その修復に20分も費やした。また、No.27のFOCUSは、シフトリンケージにトラブル発生。結果、テスト時から好調だったTSBチームのNo.10がポールポジション。2位はNo.3のFOCUS、3位はTSBチームのNo.11となった。 1600ccクラスは、ダークホースの北京現代No.16が前半にトップタイムを出すも、残り2分でNo.10のPOLOが逆転しポールポジションとなった。
5日の決勝は、恒例の華々しい 開幕式の後1600cc決勝。スタート直後の1コーナーで7台をも巻き込む多重クラッシュが発生。6週に渡りセフティーカーが入る。この時点でポイントリーダーのNo.15北京現代の劉洋は6位。ポイント2位のNo.9 POLOの韓寒は2位、彼のチャンピオン獲得は1位ゴールが必須。セフティーカーが退いた後No.2のPOLOと北京現代の4台でトップ集団を形成しレースは進むが、残り2週の1コーナーでNo.2 POLOがトップを走るNo.33のインに飛び込むも、オーバースピードでコースアウト、リタイア。最終的には北京現代が上位4位を独占し、No.15劉洋のドライバーズチャンピオンは決定した。尚、このクラスでは、北京現代だけがTEINダンパー装着であった。
2000ccクラスでもスタート直後にクラッシュ発生。No.27 FOCUSとNo.6 KIA、No.3 FOCUSとNo.11 ACCORDそれぞれ接触、コースアウト、リタイア。そして3週目には、No.1 FOCUSにNo.28 PEUGEOTが追突。FOCUS勢はことごとく戦列を離れていった。
この一連のドタバタでTSBチームNo.12 ACCORDの何漢強は、上位進出、チームメイトのNo.11も抜き去りみごとにチャンピオン獲得。2位はNo.11曾善璽、778チームのKIA盧家駿は第3位となった。彼等の車は、いずれもTEINダンパー装着である。
 
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