今年の初夏ラウンドのフィンニッシュラリー選手権(FRC)の第4戦　「SM O.K. Auto-ralli」が6月11日〜12日、南フィンランドのコウヴォラ周辺で開催された。現在、シリーズランキング1位に立つJ.サロ選手とTYPE Gr.Nの走りに期待が集まる。

 

Day1のスタートから、J.サロ選手とJ.リンドロス選手の熱いバトルが展開された。短いステージの続くラリー前半で、J.サロ選手はJ.リンドロス選手に8.2秒の差をつけられ、2位で終えた。

 

Day2、トップを争うJ.サロ選手はSS4でマシントラブルからパワーが落ち始め、J.リンドロス選手との差が30秒以上になった。昼間のサービスでトラブルを解決し、再度トップを狙う熱い走りを見せたJ.サロ選手。次の2ステージでトップタイムを叩き出したが、この時点でJ.リンドロス選手との差を埋めることはできず、2位でフィニッシュ。

 

しかし今回のラリーでJ.サロ選手は、シリーズランキングのリードを19ポイントに伸ばした。次回は8月下旬にフィンランド南部ケラヴァ周辺で開催される。是非J.サロ選手とTYPE Gr.Nの活躍をご期待下さい。