HOME >> モータースポーツ >> 2010年成績 >> プロダクションカー世界ラリー選手権 >> Rd.5 レポート
プロダクションカー世界ラリー選手権 Rd.5 Neste Oil Rally Finland
 
異次元高速グラベルラリーで連続トップタイム!!
 
P-WRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)の第5戦「ネステオイル ラリー・フィンランド」が、フィンランドの中央のユヴァスキュラで開催された。昔は、「1000湖ラリー」とも呼ばれ、今や、「グラベルグランプリ」と呼ばれる程の異次元の超高速バトルが展開されるのがこのラリー・フィンランド。
 
現在P-WRC シリーズ2位、初のシリーズ制覇を狙うP.フローディン選手、フィンランド選手権(FRC)の覇者、J.サロ選手、セバスチャン リンドホルム選手を父に持つA.リンドホルム選手のテインサポートドライバー3名に期待が集まる。
 
今回のラリーは木曜日の本番スタート、土曜日フィニッシュという変則的な日程での開催。 初のシリーズタイトルを狙うGRB型インプレッサを駆るP.フローディン選手は、 先日のロシア国内選手権で本番車にダメージを負い、 急ごしらえのレンタル車両での参加となった。 ポイントスタンディングでトップのA.アラウージョ選手が今回欠場の為、何としても優勝して点を稼ぎたいところ。
 
P.フローディン選手は SS1 を4位でフィニッシュし、徐々にペースを上げていき、マシントラブルが発生したにも関わらずDAY1を2位でフィニッシュすることができた。しかしDAY2でも続けてマシントラブルが発生し、最終的にはSS14でエンジンブロー、そして無念のリタイアとなった。 またCZ4A型ランサーを駆るJ.サロ選手はSS1を1位で終え、更にはSS3 ~SS6まで4連続トップタイムを叩き出し、絶好調な滑り出しとなった!Day1中盤まで2位との差を伸ばし続けていたが、SS7で無念にコースオフ!岩にヒットした時にステアリングシステムを破損しリタイアとなってしまった。
 
今回から新たにTYPE Gr.Nを使う事になった 父に名手セバスチャン・リンドホルムを持つ フィンランドの若手、A.リンドホルム選手。序盤から、順調かつコンスタントに好タイムを連発するも SS8でコースオフを喫しリタイア。 スーパーラリーを適用し、 大きなペナルティを背負う事にはなったものの無事完走することができた
 
次回のP-WRC第6戦は、ドイツで開催される高速ターマックラリー。テインユーザー、TYPE Gr.N装着車両の活躍に期待する!
Home Top of page