ロシアラリー選手権の第3戦、「Rally Slavaskij Kubok - Slavic Cup」 が5月21日から22日にベラルーシ北西のブラスラウ周辺で開催された。今回のイベントはベラルーシでは初めてとなり、全長385kmもあるラリーに50台以上のエントリーが集まった。
テインがサポートするウスペンスキーラリーテクニカチーム(URT)のP.フローディン選手はコドライバーのE.アクセルソン選手とタッグを組み、TYPE Gr.Nダンパーを装着したGRB型インプレッサでラリーに挑む。
DAY1、スタート直後から数台がリタイアする中、快調な走りだしを見せたP.フローディン選手と、同じくTYPE Gr.NダンパーのユーザーであるA.ジグノフ選手のトップ争いが始まった。P.フローディン選手はSS1をトップタイムで走り抜けるもSS2でスピン。巻き上がったホコリでコースを迷いそうになったものの直ぐに復帰し、続くSS3とSS4をトップタイムタイムで走りぬけた。
DAY2、P.フローディン選手とA.ジグノフ選手は激しいトップ争いを続け、次々とトップタイムをたたき出した。全12ステージを完走し、P.フローディン選手は8つのSSをトップで走りぬけ、ロシアラリー選手権の第3戦を優勝で飾った。A.ジグノフ選手は4つのSSでトップとなり2位で走り終えた。
次回は第4戦。P.フローディン選手、ウスペンスキーラリーテクニカチーム(URT)、TYPE Gr.Nユーザーの活躍に目が離せない。 |